※本記事は広告(PR・アフィリエイトリンク)を含みます。一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の債務についての判断は弁護士・司法書士などの専門家にご相談ください。手数料率などの数字は2026年7月28日時点で確認した情報です。
先に結論の数字を書く。
俺がリボ払いに吸われていた利息と手数料は、8年分の明細を数えたら合計で約36万円だった。
車が買える金額ではない。でも、中古のカブなら買える。何より、月1万円ずつ返している今の俺からすると、約3年分の返済額だ。それが、借金500万とは別のところで、静かに消えていた。
この記事は、その数え方と内訳と、数えたあとに俺が何をしたかの記録だ。
どうやって数えたか|家計簿アプリの明細を全部抜き出した
きっかけは、自分の10年分の金の流れを棚卸ししたことだった。家計簿アプリに口座とカードを全部つないでいたおかげで、2017年からの明細が残っていた。
そこで「金融手数料・利息」に分類された明細を全部抜き出した。リボの支払いが記録されていたのは2018年から2025年の8年間。利息と手数料を合わせて約36万円。支払い回数は80回を超えていた。
1回あたりにすると4,000〜5,000円。月に1回、4,000円台の請求。この「1回分の小ささ」が、リボの怖さの正体だと思う。1回4,000円は痛くない。積み上がった36万円は痛い。
ちなみに同じ明細からは、カードの年会費も出てきた。ゴールドカードの年会費だけで5万円台。リボと合わせると、カードに払った「借りた金でも使った金でもない金」は40万円を超えていた。
なぜ8年も気づかなかったのか
8年も、だ。言い訳ではなく構造の話をする。リボ払いは、毎月の支払額が定額に固定される。買い物をいくら重ねても、口座から出ていく金額は変わらない。変わるのは水面下の残高と、そこに掛かる手数料だけだ。
リボの手数料率は、多くのカードで年15%前後に設定されている(2026年7月時点の主要カードの公式表記)。年15%というのは、消費者金融のカードローンとほぼ同じ水準だ。つまりリボを使っている間、俺は「消費者金融から借りている」のと同じ金利を、買い物のたびに払っていたことになる。
それでも気づかなかったのは、明細の表示が「利息」「手数料」という地味な1行だからだ。督促状は来ない。電話も鳴らない。500万の借金のように「返さなければ」と毎日意識する対象にならない。静かに、毎月4,000円台だけ、確実に吸われていく。
逆から見ると「年15%の確実な運用先」になる
数え終わって、ひとつ見方が変わったことがある。
リボの残高を繰り上げて返すことは、年15%で運用するのと同じ効果があるということだ。銀行預金の金利が年0.数%、投資で年15%を確実に出す方法は存在しない。でもリボの繰上返済は、年15%の手数料支払いをそのまま消せる。
俺は株とFXで大きく金を失った側の人間だが、その俺が言えるのは、手元に数万円の余裕ができた時にまずやるべきなのは投資ではなくリボの解体だということだ。これほど割のいい金の使い道を、俺は他に知らない。
数えたあとに俺がやること(順番つき)
- カードの管理画面でリボ残高を確認する。いくら残っているのか、そもそも残っているのかを実物で見る。記憶で判断しない(俺は8年間これをサボった)。
- 残高があれば繰上返済する。ボーナスや臨時収入の使い道として最優先。年15%の確実な回収だ。
- 支払い方式の設定を確認して、リボ設定を解除する。「自動でリボになる」設定のまま使い続けるのが一番危ない。
固定費の削減は別の記事で家賃3万円まで削った過程を書いたが、リボはそれより先に手を付けるべきだった。固定費削減が月数千円の改善なら、リボの解体は「月数千円の流出を元から止める」話だからだ。
払いきれないほど膨らんでいる人へ
ここまでは「余裕がある月に繰り上げれば解ける」規模の話だ。ただ、リボの残高が数十万〜百万円台まで育ってしまって、毎月の定額を払っても残高がほぼ減らない状態の人もいると思う。年15%だと、残高100万円なら手数料だけで年15万円。定額支払いの大半が手数料に食われる。
その段階まで来ているなら、ひとりで数え直すより先に、債務整理(任意整理など)を扱う専門家に無料相談で現状を見せたほうが早い。任意整理は、これから発生する利息のカットを債権者と交渉する手続きで、リボのように利率が高い借金ほど効果が出やすいとされている。もちろん、信用情報に記録が残るなどの引き換えはあるから、「やるべきかどうか」から相談していい。
俺自身は500万を任意整理しないで返す道を選んだ。でもそれは俺の事情(事業融資が中心で、金利条件が違う)での判断だ。年15%のリボが主戦場の人は、前提が違う。選択肢を並べてから決めるのは恥ずかしいことじゃない。
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よくある質問
リボ払いの手数料率は何%?
多くのカードで年15.0%前後だ(2026年7月時点の主要カード公式表記)。俺の実測では、8年で約36万円。1回1回は4,000円台なので、率でなく累計で見ないと実感が湧かない。
払ったリボの利息は取り戻せる?
基本的に戻らない。過払い金の対象になるのは主に昔の高金利での借入で、現在のリボ手数料率は法律の上限内に収まっているのが普通だからだ。だからこそ、これから払う分を止めること(繰上返済・リボ設定解除)に意味がある。
リボの残高が減らない。どうすればいい?
まず管理画面で残高と手数料率を実物で確認する。毎月の定額に対して手数料の割合が大きく、繰上返済の余力もないなら、債務整理の無料相談で選択肢を並べるのが現実的だ。ひとりで定額を払い続けるのが一番長引く。
まとめ|数えたら、止まった
約36万円という合計を見た日から、俺はリボ払いを「支払い方法のひとつ」だと思えなくなった。あれは支払い方法ではなく、年15%の借金だ。
もしこの記事を読んで少しでも心当たりがあるなら、今日、カードの管理画面を開いて残高を見てほしい。数えるのは怖い。でも俺の経験では、数字を全部見えるようにした日から、金は減らなくなる。

