※本記事は広告(PR・アフィリエイトリンク)を含みます。また一般的な情報提供を目的としたものであり、審査結果や返済条件を保証するものではありません。金利・商品条件は2026年7月26日に各社公式サイトで確認した時点の情報です。個別の判断は各社窓口・弁護士・司法書士などの専門家にご相談ください。
「おまとめローン デメリット」。
この検索をしているということは、もう半分くらい申し込む気持ちがあって、でも何かが引っかかっている状態だと思う。俺も同じ場所に立ったことがあるので、わかる。
俺は今、コロナ禍の事業融資の残り450万円を返済している本人だ。ピーク時はキャッシングも含めて500万を超えていた。その立場で、おまとめローンという選択肢を本気で調べ尽くした。
先に結論を書く。
おまとめローンは「金利を下げる道具」だ。借金そのものは1円も減らない。そして、向く人と向かない人がはっきり分かれる。使い方を間違えると、月の返済が楽になった代わりに、支払う利息の総額が増える。
この記事でわかることは3つだ。
- おまとめローンのデメリット7つ(数字つき)
- 俺が結局使わなかった理由(450万返済中の実例)
- 向く人・向かない人の分かれ目と、それぞれの次の一歩
おまとめローンとは何か。30秒で
複数の借入先(消費者金融、カードローン、クレジットカードのリボなど)を、1社からの借入にまとめ直すローンだ。
狙いは2つ。窓口を1つにすることと、金利を下げることだ。たとえば年18%で3社から借りている人が、年14.5%の1社にまとめられれば、同じ残高でも利息の負担が減る。
「貸金業法に基づくおまとめローン」という商品名を見かけたら、それは返済者の負担を段階的に減らすことを目的とした借換え専用の商品という意味だ。総量規制(借入は年収の3分の1まで)とは別枠で扱われる仕組みだが、細かい条件は各社と日本貸金業協会の案内で確認してほしい。
ここまでが教科書の説明だ。ここから、教科書に書いていない方を書く。
デメリット7つ。申し込む前にこれだけは見てほしい
① 返済期間を延ばすと、利息の総額はむしろ増える
これが最大の罠だ。数字で見てほしい。
300万円を年18%で借りていて、月7.6万円ずつ返すと約5年で完済、利息はおよそ157万円だ(元利均等・概算)。
これを「月5万円に下げられますよ」と言われて、金利そのままで組み直すとどうなるか。完済まで約13年、利息はおよそ470万円。月の返済を2.6万円下げただけで、支払う利息が3倍になる(同・概算)。
おまとめローンの広告は「月々の返済が楽になる」と言う。それは本当だ。ただし「楽になる」の中身が金利の低下ではなく期間の延長だった場合、あなたは楽になった分の何倍も、後で払う。
見るべきは月々の返済額ではなく、「金利が何%から何%に下がるのか」と「総返済額がいくらからいくらになるのか」の2つだけだ。この2つを試算して出してくれない窓口で契約してはいけない。
② 審査は、普通のカードローンより厳しめだ
「まとめたい人=すでに複数社から借りている人」だ。貸す側から見れば、それだけで慎重になる相手だ。
年収、勤続、他社の借入件数と延滞歴。すべて見られる。「審査がゆるいおまとめローン」を探したくなる気持ちはわかるが、そういう言葉で集客している場所ほど、近づかない方がいい。これは借金500万を背負った人間としての実感だ。
③ クレジットカードやカードローンの枠が使えなくなることがある
おまとめの契約条件として「まとめた借入先の解約」を求められることがある。リボをまとめればそのカードは解約または利用停止。カードローンをまとめれば、その枠は消える。
「いざという時の枠がなくなるのは不安だ」と感じたなら、その感覚は正しい。ただ、あえて言う。その枠が残っている限り、また借りられてしまうのも事実だ。枠が消えることはデメリットであり、同時に借り癖への物理的なストッパーでもある。
④ 完済までの「追加借入」は基本できない
おまとめローンは返済専用だ。まとめた後に「今月ちょっと足りない」となっても、そこから追加では借りられない。生活費の設計を先に固めてから申し込む商品だ。順番を逆にすると詰まる。
⑤ 金利が思ったほど下がらないケースがある
すでに1社で年15%程度の借入なら、おまとめ先の金利が14%台では手数料と手間に見合わない。金利差が小さいのにまとめる意味があるのは、「窓口を1つにしないと管理が破綻する」場合くらいだ。
逆に、リボ払い(実質年率15%前後が多い)を複数抱えている人や、年18%の借入が複数ある人は、下がり幅が出やすい側だ。
⑥ 銀行系は低金利だが、時間と審査のハードルが上がる
銀行のおまとめ・借換えは金利面で有利なことが多い一方、審査は消費者金融系より厳しく、融資まで数週間かかることもある。督促が今まさに来ている人にとって、この時間差は現実的な問題だ。
⑦ 「まとめて安心」した瞬間が、いちばん危ない
これは数字ではなく、精神面の話だ。
まとめると、督促の電話が止まり、引き落としが月1回になり、頭の中が静かになる。その静けさを「借金が減った」と錯覚する。ここで財布が緩んで、空いたカードの枠でまた借りる。多重債務の相談窓口で繰り返し語られる、いちばん典型的な再発パターンだ。
おまとめは治療ではなく、止血だ。止血の後に生活を組み直さなければ、傷は開く。
俺が、おまとめローンを使わなかった理由
ここは少しだけ、素の言葉で書かせてほしい。
俺の借金500万の内訳は、日本政策金融公庫から200万、信用金庫から250万。コロナ禍の事業融資だ。おまとめローンの多くは消費者金融やカードローン、リボの一本化を想定していて、公庫や信金の事業融資は、そもそも対象にならないのが原則だった。入口で対象外。調べ尽くした結論がそれだ。
そして俺には別の道があった。窓口に事情と収入の実態を正直に伝えて、返済条件を見直してもらう交渉だ。結果、月の返済は約1万円まで下がった。任意整理の無料相談にも実際に行った。選ばなかったが、「最悪でも道はある」と確かめられた。
つまり俺のケースでは、おまとめは道具として合わなかった。ただそれは「おまとめが悪い」という意味ではない。借金の種類によって、正解の道具が違う。それだけの話だ。
あなたの借金が消費者金融・カードローン・リボの複数借入なら、俺が使えなかったこの道具は、あなたには合うかもしれない。だから次の分岐を、正直に書く。
向く人・向かない人の分かれ目
おまとめローンが向く人
- 消費者金融・カードローン・リボなど複数の借入先があり、管理が回らなくなりつつある
- いまの金利が年15〜18%帯で、まとめると金利が明確に下がる(試算で総返済額が減る)
- 収入が安定していて、延滞はまだしていない
- まとめた後の生活費設計を立てる意思がある
おまとめローンが向かない人
- すでに延滞が続いている、または督促が止まらない状態(審査に通りにくく、時間だけが失われます)
- 借入総額が年収を大きく超えているなど、金利を下げても完済の現実味がない
- 公庫・信金・銀行の事業融資が中心(俺のケースだ。対象外が原則)
- 月々を楽にしたいだけで、総返済額の試算を見る気がない
向かない側に当てはまった方は、この後の「おまとめ以外の道」まで飛ばしてほしい。無理に申し込んで審査落ちの履歴を増やすのは、いちばん損だ。
おまとめ対応の申込先を比べる(中小消費者金融)
大手だけが選択肢ではない。中小の消費者金融には、おまとめ・借換え専用の商品を正面から用意している会社がある。以下は各社公式サイトの公表値だ(2026年7月26日確認・並び順は「おまとめ専用商品の上限金利が低い順」)。
| 会社 | 実質年率 | 限度額 | おまとめ対応 | 特記 |
|---|---|---|---|---|
| デイリーキャッシング | おまとめ 8.5%〜14.5% | 50万〜600万円 | 専用商品あり(最長10年) | 全国対応・東京都知事(3)第31698号 |
| いつも | 4.8%〜18.0% | 1万〜500万円 | 専用商品あり | 来店不要・郵送物なし・高知県知事(5)第01519号 |
| アロー | 14.95%〜19.94% | 200万円まで | 借換ローンあり | Web完結・愛知県知事(6)第04195号 |
| ニチデン | 7.3%〜17.52% | 最大50万円 | おまとめ商品の記載なし | 関西2府5県限定・大阪府知事(06)第12923号 |
正直に補足する。ニチデンは関西限定でおまとめ専用商品の公式記載がなく、アローは上限金利が高めだ。「おまとめ目的」で選ぶなら、比較の中心はデイリーキャッシング(上限14.5%)といつも(500万まで・郵送物なし)の2社になる。どちらも申込は無料だが、借りる意思が固まってから申し込んでほしい。試しの申込は審査履歴に残り、次の審査で不利になる。
おまとめ専用商品で比べたい方へ
上限金利14.5%のおまとめ専用商品(50万〜600万円・最長10年)。まず公式ページで、自分の残高だと総返済額がいくらになるかを見てください。
郵送物なしで進めたい方へ
家族に知られたくない事情がある方は、来店不要・カードレス・郵送物なしの「いつも」(1万〜500万円)。この配慮のありがたさは、私が一番わかっています。
おまとめ以外の道。審査に通らない・延滞が始まっている人へ
「おまとめローン どこも通らない」という検索が、毎月たくさんある。通らないのにはだいたい理由があって、借入件数が多すぎるか、延滞がすでに始まっているかのどちらかだ。
その状態でさらに「通るおまとめ」を探し続けるのは、出血しながら絆創膏を探して歩き回るのに似ている。必要なのは絆創膏ではなく、たぶん縫合だ。
具体的には、債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)という制度の側を、一度だけ真面目に見てほしい。俺は任意整理の無料相談に実際に行った。結果として選ばなかったが、「利息をカットして元本だけを分割で返す交渉ができる」という選択肢の存在を知っているだけで、夜の不安がひとつ減った。
おまとめの審査に通らなかった方・延滞が始まっている方へ
司法書士法人杉山事務所は、債務整理(任意整理など)の相談が無料です。「自分の場合、月いくらになるのか」を数字で答えてもらえます。相談したからといって、依頼する義務はありません。※司法書士が代理できるのは1社あたり140万円以下の任意整理などの範囲です。個人再生・自己破産を本格的に検討する場合は、弁護士への相談も選択肢に入れてください。
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よくある質問
おまとめローンを使うと信用情報に傷がつきますか?
おまとめローン自体は正規の借換えなので、契約しただけで信用情報が悪化するものではありません。ただし申込の履歴は残るため、短期間に何社も申し込むと審査に不利に働きます。申込先は試算して絞ってから。
総量規制(年収の3分の1)を超えていても組めますか?
「貸金業法に基づくおまとめローン(借換え商品)」は総量規制とは別枠で扱われる仕組みがあるため、年収の3分の1を超える借入があっても申込自体は可能な場合があります。ただし審査で返済能力は厳しく見られます。詳細は各社と日本貸金業協会の案内で確認してください。
おまとめと債務整理、どちらが先ですか?
延滞がなく、金利を下げれば完済が現実的に見える人はおまとめが先。すでに延滞していたり、金利を下げても完済が見えない人は、債務整理の無料相談が先です。「借金を返す道具」と「借金を減らす制度」は別物で、自分がどちらの段階にいるかで答えが変わります。
まとめ:月々の楽さではなく、総返済額で決める
最後にもう一度だけ。
おまとめローンで見るべき数字は2つだ。金利が何%から何%に下がるか。総返済額がいくらからいくらになるか。月々の返済額は、この2つの後だ。
俺は自分の借金と5年付き合って、「月の返済が楽になること」と「借金が減ること」がまったく別物だと、身体で覚えた。あなたには、その遠回りをしてほしくない。それだけだ。
※金利・商品条件は2026年7月26日時点の各社公式サイト公表値です。最新の条件は必ず公式サイトでご確認ください。本記事の返済シミュレーションは元利均等方式の概算であり、実際の返済額とは異なる場合があります。

