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競馬の還元率は、買い方によって違う。単勝と複勝が80.0%で、3連単は72.5%、WIN5は70.0%。これはJRAが公表している設定払戻率で、2014年6月7日から適用されている。
そして、この数字が動ける幅は法律で決まっている。下は70%、上は80%だ。
まず、法律に書いてある枠
競馬法の第8条第1項に、こうある。
日本中央競馬会は、勝馬投票法の種類ごとに、勝馬投票の的中者に対し、その競走についての勝馬投票券の売得金…の額に百分の七十以上農林水産大臣が定める率以下の範囲内で…定める率を乗じて得た額に相当する金額…を、当該勝馬に対する各勝馬投票券に按分して払戻金として交付する。
「百分の七十以上」が下限だ。そして上限にあたる農林水産大臣が定める率は、JRAの公表資料によると100分の80。
つまり競馬の還元率は、法律の枠として70%〜80%の間にしか置けない。ネットの表で見る「競馬75%」は、この枠の中の平均的な位置を指した数字だ。
式別の設定払戻率(JRA公表)
| 勝馬投票法 | 設定払戻率 | 取られる率 |
|---|---|---|
| 単勝・複勝 | 80.0% | 20.0% |
| 枠連・馬連・ワイド | 77.5% | 22.5% |
| 馬単・3連複 | 75.0% | 25.0% |
| 3連単 | 72.5% | 27.5% |
| WIN5 | 70.0% | 30.0% |
出典:JRA「6月7日(土)以降の勝馬投票法ごとの払戻率について」(2014年3月3日公表・2014年6月7日以降適用)/競馬法 第8条第1項。確認日:2026年8月19日
当てにくい買い方ほど、戻る率が低い
表を上から下に見ていくと、はっきりした傾向がある。
当たりにくい買い方ほど、還元率が低い。
単勝は1着を当てるだけで80%戻る。3連単は1着から3着まで順番どおりに当てないといけないのに、戻るのは72.5%だ。WIN5は5レース分の1着を全部当てて、70%。
夢が大きい買い方ほど、手数料を多く取られている。ここは知っておいて損はないと思う。
俺の場合
大学の後半、競馬と競艇をやっていた。ちょうどスマホのアプリが出てきた頃で、競馬場にも行ったことはあるが、実際に買っていたのはアプリの方が多かった。授業中にもちょくちょく買っていた。
そのころ、期待値が1を超える買い方を組もうとしたことがある。表のとおり還元率は決まっているので、理屈の上では特定の条件を狙わないと1は超えない。本気で考えたが、数学の力が足りず、コンピュータのこともよく分かっていなくて、結局は形にならなかった。
その後、俺はFXで300万以上を溶かすことになる。還元率でいえば競馬よりはるかにマシなはずのFXでだ。

